リズムパッド・プロの作り方



2010/06/15の時点の視点で書き直しました。

PS1版パカパカパッションシリーズ用のコントローラー「リズムパッド」があまりに出来が悪いので、
いっそ本物のコンパネで操作可能にしてしまおうという試みでした。所謂アケコンの走りです。
現在は基板を揃えてしまい、WEGAにAVマルチ->RGB変換を付けて動かしてしまったのでこのコントローラー部分は残っていません。
写真を見たい方はmixiのフォトアルバムを見てください。

大昔の5/19 : コンパネ種類の説明が全然違うとのことで、RAK氏からアドバイス受けて修正。


必要な材料

・SSバーチャスティック・プロ
・パカパカパッションの業務用コンパネ(Aタイプ)
・PS用のどうでもいいようなパッド(1個あるいは2個)

パカパカの業務用コンパネは、ナムコ・アリーナサイト用(A)、ナムコ・サイバーリード用(S)、セガ・アストロシティ用(U)の3つで、
Uタイプを使用します。
他のタイプのコンパネが入るケースを持っている場合はそれでも良いと思います。とにかく収まれば良いと思います。
コンパネはたまにヤフオクに出回ります。数枚セットで出たりする場合もあるようです。

バーチャスティック・プロはゲーム系の中古屋やヤフオク等を駆使して入手します。
それぞれのタイプのコンパネが入るケースであればなんでも良いと思います。
最近はアストロのコンパネ格納部だけを外した状態のものをヤフオクでたまに見かけます。当然バーチャスティックプロとほぼ見た目は似ています。

PSパッドは本当にどうでもいいもので良いです。使うのはL1,L2,R1,R2のみです。
2P側も配線する場合は2個必要です。


バーチャスティック・プロを分解する

ゴッソリ取ってしまいケースだけにします。
コンパネを留めてるナットが奥まった位置にあるので合うボックスドライバーがあれば便利です。無ければ細いラジオペンチでもなんとかなります。
このナットは後で使うので破壊しないようにしましょう。あとで使います。


バーチャスティック・プロのケース加工



バーチャスティック・プロのケースを上から見て中央下のビス穴の部分(画像:左上の赤丸)が
コンパネのボディアース用ビス(画像:右下赤丸)に干渉するので、ケース側をほんの少し削ります。
山の頂上を少し平らにする程度で良いと思います。

コンパネ側のビスを除去してもいいとか、何故か最初からそんなビスは無いとかの場合はこの限りではありません。


コンパネ取り付け

取り付ける前に配線の下ごしらえをしておきます。
基盤用のコネクタがコンパネについているので、カットするなりボタンから再配線するなりして、必要な線を確認します。
1P側だけでGNDを含めて5本(黄赤青緑+GND)。2Pもやるならその倍です。スタートボタンはお好みでどうぞ。

配線を流用する場合、色が似通っててややこしいので間違えないようにしましょう。

終わったら、先ほどバーチャスティック・プロをバラした時に使ったビスとナットでコンパネを取り付けます。


PSパッド加工

L1,L2,R1,R2からGND側じゃない線を1本ずつ、L1,L2,R1,R2のどれかのGND側を1本、計5本引っぱり出します。
2P側もやるなら、同じくやります。
他のボタンから引っ張る、等は自由ですがL1,L2,R1,R2から引っ張るのが一番簡単だと思います。
(パターン削ってハンダ乗せる必要とか無いので)

選曲等でカーソルキーを使う以上、パッドも使用します。パッドからの線はトップの画像参考にあの場所からひっぱれば良いと思います。
なるべく細い線がいいでしょう。フラットケーブルの余り謎。


配線

間違えないように配線して完成です(笑
あとはパッドPSに繋いでパカでテストします。


そのた

意外と叩き音が五月蠅いので注意しましょう。リズムパッドより数倍は五月蠅くなります。
あと、ボタンがヘタった場合はアーケード部品を扱う基盤ショップ等で購入が可能です。思った以上に高かった覚えがあります。
ボタン効かなくなった場合、中身は単なるオムロンのマイクロスイッチなんで、同じ種類で大きさの買ってきて付け替えるとOKです。
形が同じでも型番が違うと反力が違ったりします。叩いた際に固くなったり柔らかくなったりする可能性があります。


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